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まあせんせい

僕が熱血保育者「まあせんせい」です。

熱血保育士「まあせんせい」こと菊地政隆先生は、子どもの心をつかむ天才です。みんなが心から笑顔になれる。どうしてこんなに子どもの心をつかむのが上手なんでしょう? まあせんせいに秘訣をうかがいました。

vol1 僕が保育者になったわけ

現在、まあせんせいが園長をつとめる、扇こころ保育園。

保育園の通園歴は生まれた時から。僕は子どもの遊びの達人なんです

実家が保育園なんです。父は園長。母は主任。当時、無認可の保育園で2人とも忙しくて、小さい頃はほとんど実家の保育園にいました。自宅も保育園の中にあり、僕は保育園の中で育ったんです。小学生になっても、月〜金曜日は園の子どもたちと一緒に遊び、土曜日は園の子どもたちとお弁当を食べました。夏休みも、園の子どもたちと遊んですごす毎日。園の子どもと遊ばなくなったのは、小学校の高学年になってからです。事実上、10年以上保育園の中で生活していたわけです。だから、保育園のことはすみからすみまで知っているわけです。この経験が、いまの僕の原点になっています。

園内には植物がいっぱい。鉢は子どもたちの手作り。

保育の仕事はとっても奥が深い

はじめて保育者になりたいと思ったのは、大学生のときです。それまでは、保育者という仕事にまったく興味がありませんでした。あるとき、たまたま実家の園の手伝いをしていたときに、保育という仕事の素晴らしさに目覚めたんです。そのとき、スポイトを使って、色水を紙に落とすあそびをしている子どもがいました。単なるお絵かきだと思っていたんですが、保育者の話を聞いてみると、ちがうんです。この遊びには、ふたつの意味がある。手指の細かい動作をうながすことと、使った器を片づけさせること。運動としつけという両方の意味があったんです。まさに、驚きの連続!!保育は、教える側が頭をフル回転させて、創造的に子どもの成長を助ける仕事なんだと気づきました。その反面、とてもこわい仕事だとも思いました。乳幼児期に身につく習慣や感受性は、その人のその後の人生を左右するからです。でも、責任ある大切な仕事だからこそ、誇りを持ってがんばれるはずなんです。僕は、保育者を目指すことを決めました。

保育の面白さを熱く語る、まあせんせい。

やればやるほど面白くなる

「保育のヒントは、生活の中にある。探してごらん」
新人の頃に先輩に言われた言葉です。ほんとうに、その通りなんです。保育のヒントになるものはないか……という視点で日常生活を観察してみると、次から次へといろいろなことが目に飛び込んでくるようになります。たとえば、おしゃれなカフェに入ったとしましょう。内装に木製のものを多く使うと温かい雰囲気になる……。あの自然な接客の感じは園でも使えそう……などなど。ふだん当たり前だと思って通りすぎてしまうことが、とても新鮮に感じられる。日常生活自体が面白くなってくる。そこで気づいたことを上手に保育の現場に落とし込むことができると、さらに面白い。ほんのちょっとした工夫が、子どもの笑顔、子どもたちの成長という形になって返ってくる。保育の技術もぐんぐん上がっていく。保育者はとても素晴らしい職業だと思います。

第2回は、現在まあせんせいが実践する保育についてです。お楽しみに。
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